アンサンブル・ゾネ ダンス公演『Song of Innocence 無垢なるうた』

大野一雄、大野慶人原作「睡蓮」アンサンブル・ゾネ版

上演:2021年1月 京都芸術センター 講堂

演出・構成・振付:岡登志子

美術:梶なゝ子

照明デザイン:岩村原太

出演:垣尾優 福岡まな実 堤悠輔(貞松・浜田バレエ団) 糸瀬公二 桑野聖子 文山絵真 松村有実 岡登志子

舞台監督:大田和司

音響:西川文章

照明オペレーション:川島玲子

音楽協力:Fritz Sitterlé

衣装協力:牧和美、貞松・浜田バレエ団

記録映像:小西小多郎

写真:横山隆平

宣伝美術:大田高充

     


制作補佐:中根千枝、木原由実

制作:アンサンブル・ゾネ

 

Special Thanks:柏木準人、原田香純、平岡恵

 

主催:アンサンブル・ゾネ

共催:京都芸術センター Co-program 2020 カテゴリーD「KACセレクション」採択企画

協力:大野一雄舞踏研究所 NPO法人ダンスアーカイヴ構想

特別協力:ゲーテ・インスティトゥート大阪・京都

助成:芸術文化振興基金


Ensemble Sonne アンサンブル・ゾネ

神戸を拠点に活動するダンスカンパニー。ドイツ表現主義で培われたダンスメソッドに基づく日常訓練を行いながら、国内外から様々なゲストアーティストを迎え、神戸で創作初演、首都圏、他都市へ巡演するスタイルで緻密で多彩な作品づくりを継続している。

©︎Junpei Iwamoto



岡 登志子 Toshiko Oka(振付家・ダンサー・Ensemble Sonne主宰)

ドイツNRW州立Folkwang芸術大学舞踊科卒業。関西を拠点にドイツで習得したダンスメソッドを実践しながら、現代を生きる人間に共通する身体を通し、人間の実存を問う作品づくりを行っている。2014年神戸長田文化賞受賞。2018年KOBE ART AWARD大賞、神戸市文化賞受賞。近作に「緑のテーブル2017」(2017)、「迷い」(2018)など。

©︎Kazuyuki Matsumoto


垣尾 優 Masaru Kakio (ダンサー)

2004年より岡登志子主宰Ensemble Sonneの作品にゲスト出演。2006年から2009年までcontact Gonzoとして活動。山下残振付作品「透明人間」(2003)、松本雄吉+ジュン・グエン=ハツシバ+垣尾優共同制作「sea water」(2014)、砂連尾理振付作品「猿とモルターレ」(2015)、ノーラ・チッポムラ振付作品「祈り」(2015)、岡登志子振付作品「手術室より」(2017)等に出演。FIDCDMX(メキシコ)ソロダンスコンペティションに選出(2018)。垣尾優ソロダンス「愛のゆくえ」(2019)。2021年2月26-28日KYOTO EXPERIMENTにて垣尾優ソロダンス「それから」を発表予定。

KAKIO PROJECT

©︎Hidefumi Yoshii


梶 なゝ子 Nanako Kaji (美術家)

京都市立芸術大学陶磁器科卒業。土による造形、インスタレーション、ドローイングなどの制作をとおして、世の中に「今、自分がここにいる」ということを自らに問い続けている。2018年アンサンブル・ゾネの舞台作品「迷い」に造形パフォーマンスとして参加。近年の主な個展は2018年「空をよむ」Gallery yamahon(伊賀)、2019年「たったひとつの小さな音から物語は始まった。」Gallery NAO Masaki(名古屋)、「経過」ギャラリー開(神戸)。

©︎Nanako Kaji



福岡 まな実 Manami Fukuoka (ダンサー)

2000年より舞踏カンパニー〈千日前ダンスクラブ〉所属、2009年までの全作品に出演。同時にソロ活動も行い国内外で作品を発表。また多数の振付家・演出家の作品に出演している。2012年にソロ初長編作品として「3人のダンス」を発表、2015年NY公演。2013年〜2017年、余越保子振付作品「ZERO ONE」に双子の妹さわ実と参加、国内外で講演を重ねる。2017・2018年ピチェ・クランチュン演出作品に参加。2018年筒井潤演出、振付「破壊の子ら」出演。2019年Ensemble Sonne作品「緑のテーブル2017」、2020年「Song of Innocence 無垢なるうた」に出演。

©︎Ryuhei Yokoyama


堤 悠輔 Yusuke Tsutsumi(ダンサー)

5歳より貞松・浜田バレエ学園でバレエを始める。こうべ全国洋舞コンクール・ジュニアの部で奨励賞を受賞。17歳でRoyal Ballet School of Antwerp(ベルギー)に留学。マクミラン、マランダインの作品等にてソロに抜擢され踊る。2002年、INTRODANS(オランダ)と契約。キリアン、エック、ヴァン・マーネン、パーソンズ、バトルの作品等を踊り、20カ国以上のツアーに参加。2007年、金森穣率いるNoismと契約。元フォーサイスカンパニー所属、安藤作品に出演。2008年、貞松・浜田バレエ団に入団。キリアン、ナハリン、稲尾、森作品等に出演。2015年、スタジオbox169を開設。2017年4月より同バレエ団総監督に就任。第65回芸術文化団体半どんの会・文化賞受賞。

©︎Ryuhei Yokoyama



糸瀬 公二 Koji Itose (ダンサー・Ensemble Sonne所属)

2005年神戸アートビレッジセンターでの岡登志子WSに参加、表現の世界と出会う。2006年から2009年まで役者として活動。2007年からEnsemble Sonneの作品に参加している。2010年カンパニーデラシネラ「Xのフーガ」神戸、スペイン公演に出演。2015年欧州文化首都MONS“JAPAN MOVE”(ベルギー)「目眩」に出演。

『緑のテーブル2017』©︎Kazuyuki matsumoto

 


桑野 聖子 Seiko Kuwano(ダンサー・Ensemble Sonne所属)

2003年成安造形大学美術科立体造形クラス卒業。在学中よりパフォーマンス要素を含むインスタレーション形式で作品を発表。近年ではギャラリー空間でパフォーマンスを続ける「おどりに ちかい[進行形/内/外]」(セイアンアーツアテンション11 Playing BODY player展 2018)、谷穹・桑野聖子展「リエゾン」(GALERIE ASHIYA SCHULE 2020)を発表。 2010年よりEnsemble Sonneの活動に参加。美術とダンスのあいだで独自の表現方法を模索する中で美術とダンスの実験の場「7×7実験空間」を継続して企画、開催している。

7×7実験空間 Instagram

©︎Hidefumi Yoshii


文山 絵真 Ema Fumiyama (ダンサー・Ensemble Sonne所属)

4歳よりKobe Ballet Studioにてクラシックバレエを始める。関西を中心とした数々の舞台に出演。2007年瀬川貴子に出会いコンテンポラリーダンスに目覚める。2010年ソウル国際舞踊コンクールセミファイナリスト。2013年よりEnsemble Sonneの活動に参加。近年では神戸・元町にて即興ソロパフォーマンス「ダンス日記」、画家・櫻井類とのパフォーマンス「ダンス絵日記」、2018年・2019年にはスウェーデン・ヘルシンボリにて画家・中島由夫とパフォーマンスを行う。

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©︎Ryuhei Yokoyama


松村 有実 Ami Matsumura (ダンサー・Ensemble Sonne所属)

2020年同志社大学卒業。K☆BALLET STUDIOにて、5歳よりクラシックバレエ、12歳よりコンテンポラリーダンスを始める。2019年、Ensemble Sonneの『緑のテーブル2017』にアンダースタディとして参加。その後1年間、舞踊や演劇を軸に欧州文化首都で活動。ブルガリアの国際ダンスフェスティバル “ONE DANCE WEEK” でのアシスタントや、イタリアの “CO-LAB” ダンサーリサーチプログラムでの経験を経て、2020年よりEnsemble Sonneの活動に参加。今回の公演が初出演となる。

©︎Mirko Menalo